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【MLB移籍情報】再建期のツインズが正捕手としてJ.カストロと3年2450万ドルで契約

 

 ミネソタ・ツインズがジェイソン・カストロ捕手と3年2450万ドルで契約した。複数のメディアが伝えている。

 

 正捕手だったカート・スズキが、このオフにチームで唯一のフリーエージェント(FA)になっていたチームは、25歳の若手J.R.マーフィーと同じく25歳でメジャー経験のないミッチ・ガーバーが40人枠に登録されているだけだった。

 

 

 アストロズからFAのカストロはメジャーキャリア6年の29歳。今季は113試合の出場で、打率.210、OBP.307、OPS.684、11本塁打、32打点。

 

 アストロズの2008年ドラフト1巡(全体10位)指名。13年の打率.276、18本塁打が最高で、打率は、年々下降。本塁打は4年連続10本塁打以上をマークしている。

 

 守備では、15年が1失策・守備率.999・DRS +11・盗塁阻止率36%だったが、16年は4失策・守備率.996・DRS +4だった。

 

ジェイソン・カストロ

 

 

 今季は、開幕9連敗を喫した後、浮上することはなく1961年以来の100敗越え(59-103)となったツインズ。この為、長年GMを務めていたテリー・ライアンが解雇され、新たにインディアンスでアシスタントGMを務めていたデレク・ファーベイ(Derek Falvey)が上級副社長兼ベースボールチーフオフィサー(野球運営部門・フロントの最高責任者)に就任し、チームの編成を担当することなった。

 

 予算規模が大きくないチーム(年俸総額1億ドル前後)で、メジャートップクラスの評価を受けているファームからの選手を育成することがデレク・ファーベイに課せられている。