ドジャースの前田健太投手が現地23日、敵地で行われたロッキーズ戦に先発登板。
6回1/3を94球(ストライク65)、被安打3、与四球1、8奪三振、失点0に抑える好投で、日米通算100勝の節目を飾った。
防御率0.36(NL1位)で今シーズン無傷の3連勝。
ローテ4番手から5番手といった当初の評価を覆すような働きで、チームを去ったグリンキーの穴を埋めるような活躍を、ここまでは見せている。
Kenta Maeda is the first pitcher in @MLB history to give up just 1 run in his first four starts. 👍👍👍👍 #マエケン pic.twitter.com/QKTdpyWuqp
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2016年4月24日
前田は、23人の打者と対戦。初球を打ってアウトにした打者を含めると23人中18人が初球ストライク。
テンポよくストライクを先行させるピッチングは守りのリズムも作り出し。味方の好守にも支えられて6回までノーヒットピッチングだった。
9パーセントも打球の飛距離が伸びるというマイルハイでの登板もヒットを除けば外野へ飛んだのはわずか3本、他はゴロアウトか三振という見ていて危なげないマウンドだった。
これでデビューから4試合に先発し、25回1/3を投げて1失点。
地元メディアによると、デビューから4試合に先発し、20イニング以上投げて1失点以下はメジャー史上初の快挙となった。
ドジャースは初回に1点を先制すると、2回に控え捕手A.J.エリスの今季初アーチとなる2ランでリードを拡大。
さらに、6回にもチェース・アットリー二塁手のタイムリーツーベースで1点を追加し、その後は4人のリリーフ陣がロッキーズの反撃を1点にとどめて、4対1で勝利した。