レッドソックスの上原浩治は現地4月9日、敵地でのブルージェイズ戦の7回から2番手として登板。1回を14球で無安打、1奪三振、無失点に抑える好投を見せ、チームの勝利に貢献した。
MLB2016
スプリングトレーニングの終盤に疲れからか登板回避が続いた上原だが、きっちりと開幕にコンディションを合わせ、これで登板した3試合で無失点。苦手だったデイゲームのマウンドも問題なく適応している。
試合は、先発陣が序盤に失点する展開が続いてるレッドソックスが、今季引退表明の主砲デービット・オルティーズを中心とした打撃陣がビハインドを逆転する展開。
連日の逆転劇で、8-4と4点をリードした7回から上原が登場。3連投の右腕・田澤純一を休ませる形で8回ではなく7回のマウンドへ。
リーグ屈指のブルージェイズ打線を相手に、まずは先頭のピラーを3球でサードゴロに打ち取ると、昨年のリーグMVP男・ドナルドソンには速球攻めで空振りの三振。
最後はこの試合で2打席連続本塁打を放ったバティスタをレフトフライに打ち取って三者凡退。任された1回を無失点に抑える仕事人ぶりを披露した。
また、この日は、4点差の展開だったため8、9回の2イニングスを若手の左腕ロスが投げ、守護神キンブレルを休ませる投手起用だった。