右足腓骨骨折からの早期復帰を目指すサンフランシスコ・ジャイアンツの青木宣親が、今月中にも戦列に復帰する可能性が出てきたとMLB公式サイトなどが伝えています。
ジャイアンツのボウチー監督は、青木の復帰時期について「具体的な日は分からないが、2週間程度で復帰する可能性がある」と言及。それがニュースとして流れました。
ジャイアンツの外野陣は5人のロースターで今季をスタート。青木は、その中からチームを牽引する働きで開幕から「1番・左翼」の座を勝ち取り、負傷するまで打率.317、出塁率.383とリーグ屈指の数字を残しました。
オールスターのファン投票外野手部門でも、ナ・リーグの4位に名を連ねています。
しかし、6月20日のドジャース戦で右足首に死球を受け、その後「右足腓骨骨折」であることが判明。
リードオフマンを失ったチームは、同21日から7連敗を喫するなど6勝11敗と大きく負け越しました(7月10日時点)。それにより一時は0.5差に迫った同地区首位・ドジャースとのゲーム差が、再び5.5差にまで広がっています。
これは野球のWEBサイト「ベースボールキング」でも紹介していましたが、青木はロイヤルズに所属していた昨シーズンも、同じ時期に左足の肉離れで故障者リストに入り、7月中に復帰しています。
復帰後、8月下旬から調子を上げ、9月には球団新記録となる3試合11安打をマークするなどロイヤルズの快進撃を支えました。
この9月以降の感触が、今季の快進撃につながったと青木が後で語っています。今季もそういった展開になることを期待したいですね。