MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

俺が1番だ!青木猛打賞!!4打数4安打、2号ソロ2打点

ジャイアンツの青木宣親外野手が現地25日、ブルワーズ戦に「1番・レフト」で先発し、2号ソロを含む4打数4安打、2打点、1四球、2得点の大暴れで勝利に貢献した。

 

チームの不振から早々と監督を解任したブルワーズですが、青木にとってはメジャー移籍して最初に所属した古巣との対決になりました。

 

その第1打席。先発右腕ローシュ(ERA5.30)の3球目アウトコース低目、91マイル(約147キロ)の速球をセンター前に弾き返した。

 

1点ビハインドの3回。1アウトで回ってきた2打席目。ファウル、見逃しストライク、ファウルのあとの4球目、85マイル(約137キロ)のスライダーを完璧に捉えて右中間に同点ソロ(2号)。

 

5回の第3打席は四球を選ぶと、1点を勝ち越した直後の6回1アウト二、三塁では、相手のリリーバー右腕ジェフリースの79マイル(約127キロ)のカーブをセンター前に運ぶタイムリーヒット

 

ジャイアンツは、青木のタイムリーでリードを2点に広げた。その後、主砲ペンスの二塁打で青木は生還し、ジャイアンツはこの回、怒涛の7得点で一気に逆転。8-4で勝利を引き寄せました。

 

この後、8回の第5打席は3球目の85マイル(約137キロ)のチェンジアップを叩いたゴロの打球で、快足を飛ばしてショートへの内野安打に。

 

青木の1試合4安打は、昨年9月15、16日のホワイトソックス戦で2試合連続で記録して以来、今季は初。打率.312と5月4日以来の3割復帰も果たし、リードオフマンとして全打席で出塁して出塁率も.391まで急上昇しました。

 

3人でレフトを争うという厳しい環境と、その為に試合に出れないことが、逆に適度な休養になってボウチー監督の「フレッシュな選手を使う」という起用法が当たったゲームかもしれない。