アロルディス・チャップマンがパイレーツと1年1050万ドルの契約を結ぶことで合意した。リリーバーたちの移籍市場もトップ評価のジョシュ・ヘイダーが決まったことで徐々に動き出してきた。
MLB移籍情報
チャップマンがパイレーツと1年1050万ドルで契約合意
リリーバーでは藤浪晋太郎の動向が気になるが、今季のFA市場は全体的に動きが鈍く、FA市場にはブレイク・スネルや野手ではコディ・ベリンジャー、マット・チャップマンなどの大物選手が依然として未契約のままだ。
Pirates, LHP Aroldis Chapman reportedly agree to 1-year deal, per https://t.co/Z3s2EpgF39's @Feinsand. pic.twitter.com/pQbavKeXSM
— MLB (@MLB) January 23, 2024
これらのプレーヤーは藤浪も含めて代理人がスコット・ボラス氏という共通点もあるが、ここでは、すでに移籍先が決まったリリーバーたちにフォーカスしてみたい。
メジャー契約だけでも約30人近いリリーバーたちが新しいユニフォームを着てプレーすることになるが、その一部、個人的に気になる選手たちの移籍先や契約を紹介したい。
移籍先が決まった救援投手たち
氏名(年齢)/移籍先/契約年数と金額(Cは球団オプション)
ジョシュ・ヘイダー(29)⇒アストロズ/5年9500万ドル
ジョーダン・ヒックス(27)⇒ジャイアンツ/4年4400万ドル
ロバート・スティーブンソン(30)⇒エンゼルス/3年3300万ドル+C
レイナルド・ロペス(29)⇒ブレーブス/3年3000万ドル+C
ニック・マルティネス(33)⇒レッズ/2年2600万ドル
エミリオ・パガン(32)⇒レッズ/2年1600万ドル
クレイグ・キンブレル(35)⇒オリオールズ/1年1300万ドル+C
アロルディス・チャップマン(35)⇒パイレーツ/1年1050万ドル
ジョー・ケリー(35)⇒ドジャース/1年800万ドル
クリス・ストラットン(33)⇒ロイヤルズ/2年800万ドル
ウィル・スミス(34)⇒ロイヤルズ/1年500万ドル
この中ではジャイアンツと契約したジョーダン・ヒックスが先発へ転向するとの報道もあった。上記以外の選手では元阪神のピアース・ジョンソンがブレーブスと2年総額1425万ドルで契約を延長している。
また、エンゼルスでも貴重なセットアッパーだったクリス・デベンスキーがレイズと1年110万ドル+球団オプションで再契約している。