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【MLB契約情報】ジョシュ・ヘイダーがアストロズとの契約に合意

 

FA市場に残っていた大物選手の中で個人的にも注目していたクローザー、ジョシュ・ヘイダーの着地点が決まったようだ。

 

 

MLB契約情報  

 



リーグ最優秀救援投手を3度受賞するなど、現時点でメジャートップクラスのクローザーであるジョシュ・ヘイダーが、アストロズと5年総額9500万ドルの契約で合意した。

 

ヘイダーとアストロズの契約には、オプトアウトやオプションは含まれていないが、全チームに対するノー・トレード条項やア・リーグ最優秀救援投手賞を受賞した時にボーナスが付くインセンティブは契約の中に盛り込まれているようだ。

 

ヘイダーは29歳。5年半在籍したブリュワーズ時代のイメージが強い選手だが、2022年の夏にパドレスにトレード移籍。

 

今季は61試合、56.1イニングで85三振を奪うなど、33セーブ、防御率1.28、FIP2.69、WHIP1.101を記録。リリーバーとしてMLBファーストチームにも選ばれた。

 

 

 

 

一時は登板過多からかシーズン防御率5.22(2022年)に悪化したこともあったが、今季は全盛期の凄みを取り戻したようだった。

 

アストロズと合意間近の報道が流れたいたが、ヘイダーはマイナー時代の2013年途中から2015年途中までの約2年間、アストロズに在籍した経験があり、8年半ぶりの古巣復帰となった。

 

個人的にはレンジャーズあたりが獲得して欲しかったが、ジム・クレイン・オーナーは「ライアン・プレスリー、ブライアン・アブレイユと合わせて質の高いリリーバーが3人揃った。どの順番で投げても7~9回は強力だ。再びワールドシリーズ制覇するチャンスが出てきたと思う」と補強の手応えを口にしたという。

 

なお、ヘイダーはパドレスからのクオリファイング・オファーを拒否しているため、アストロズは今年のドラフトで指名権を1つ失うことになる。