ジョシュ・ヘイダーが決まってFA市場のリリーバーたちも動き出してきた。「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者が報じたところによると、エンゼルスは23日(日本時間24日)、マーリンズからFAとなっていたベテラン左腕マット・ムーアと1年900万ドルの契約を結ぶことで合意した。
MLB契約情報
ムーアは、昨年8月にウェーバーで放出されてから約半年でエンゼルスに復帰することになった。
34歳のムーアは、2020年にソフトバンクでプレーし、昨年2月にエンゼルスと1年契約を結び、途中、故障で離脱したこともあったが、クローザーにつなぐセットアッパーとして41試合で4勝1敗、防御率2.66、FIP3.73の好成績を残していた。
しかし、チームは低迷し、総年俸削減のため、8月末にウェーバー公示にかけられ放出。ガーディアンズへ移籍すると、その後すぐにマーリンズへ移籍してオフにFAになっていた。
昨季は3チームで50試合、52.2イニング、5勝1敗、防御率2.56、WHIP1.158、FIP3.73、22ホールドだった。
Matt Moore goes to Angels. $9M.
— Jon Heyman (@JonHeyman) January 24, 2024
エンゼルスは、ルイス・ガルシア、アダム・シンバー、ザック・プリーサックらを獲得し、先日も救援右腕ロバート・スティーブンソン投手と3年総額3300万ドルで契約している。
Matt Moore is signing a one-year, $9M deal with the Angels, per @JeffPassan pic.twitter.com/ANjASoczQk
— B/R Walk-Off (@BRWalkoff) January 24, 2024
ムーアの昨年の契約は755万ドルだったので、エンゼルスでの成績が評価されて1年900万ドルに増額された。
今季のエンゼルスではカルロス・エステベスにつなぐセットアッパーとしてスティーブンソンとともに7回または8回を担当するものと思われる。