ナ・リーグ東地区首位のブレーブスが2018年から6年連続となる地区優勝を両リーグ一番乗りで決めた。ブレーブスにとっては球団史上23回目の地区優勝。
MLB2023 GAMEDAY
先日、すでにプレーオフ(PO)1番乗りを決めていたブレーブスだったが、地区2位のフィリーズを叩いて一気にマジックナンバーを減らした。
The beasts of the NL East continue their reign. #CLINCHED 😤 pic.twitter.com/d5xDMhAEJo
— MLB (@MLB) September 14, 2023
MLB公式サイトによると、9月13日での優勝は、9月9日に優勝を決めた2002年に次ぎ、短縮シーズンだった1995年と並ぶ速さでの優勝決定となった。
2017年3月に現ホームスタジアムのトゥルーイスト・パーク(2020年にサントラスト・パークから名称変更)が開場したが、開場2年目から地区優勝を続けていることになる。
ナ・リーグ(NL)中地区のカージナルスや西地区のドジャースと並ぶリーグを代表する盟主だが、リーグ優勝17回の割にはワールドシリーズ(WS)制覇が3回と少なくアトランタへフランチャイズを移してからは2021年の1度しかない。
今季の目標は当初からWS制覇だった。
WS優勝回数
カージナルス・・・11回
ドジャース・・・7回
ブレーブス・・・3回
17勝(防御率3.73)のスペンサー・ストライダー、12勝(防御率3.38)のブライス・エルダーらを中心とした先発ローテーションは安定感もあり、ブルペンも防御率でMLB30球団中3位と強力。
加えてナ・リーグ新記録のシーズン282本塁打という超重量打線を擁し投打のバランスもとれている。
This team ❤️💙#ForTheA pic.twitter.com/5YW4lxTUXy
— Atlanta Braves (@Braves) September 14, 2023
ブレーブスは、この日の時点で2位に16ゲーム差をつける圧倒的な強さを発揮。
96勝50敗で2年連続で100勝シーズンになりそうな勢いだが、残り16試合、1998年の106勝を抜いて球団史上最多勝をも上回る可能性も出てきた。