ロックアウトが続いているメジャーリーグだが、ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指している広島東洋カープの鈴木誠也がどの球団に決めるのか?
そちらの方が気になるので鈴木がフィットするチームを探っていきながら各球団の外野手状況を紹介したい。
鈴木誠也がフィットするチームは?③
鈴木にプレゼンテーションした球団名も明かされていないが、報道では10球団以上はあるらしい。ここでは逆にどの球団がフィットするのかを考えたい。
これまで流れていた複数の予測によると提示金額は5年6000万ドルから7000万ドル(年平均で1200万ドルから1400万ドル)で、例えば、この契約に6年目は球団オプションの3000万ドルを付けて総額6年1億ドル規模に膨らます球団もあるかもしれない。
鈴木誠也の移籍先を元GMが予想
レッズとナショナルズでゼネラルマネージャー(GM)だったジム・ボーデン氏が米スポーツ専門サイト『ジ・アスレチック』で鈴木の移籍先をロッキーズ、フィリーズ、ブルワーズ、マーリンズ、パドレスと予想している。
たしかに、ロッキーズ、フィリーズ、マーリンズは外野手が補強ポイント。ただし、ナ・リーグのこの3球団は「勝てるチーム」ではない。
フィリーズ
フィリーズはこの数年でブライス・ハーパー外野手や強肩強打の捕手J.T.リアルミュート、好打の遊撃手ジーン・セグーラなどを補強しているが、2011年から地区優勝どころかワイルドカードでもポストシーズンに進出していない。
ブリュワーズ
ブルワーズは主力選手の打撃不振で、本塁打数はMLB30球団中18位、OPS20位、チーム打率に至っては27位と地区優勝が信じられないほどの数字だ。
ェ
正右翼手のクリスチャン・イェリッチ以外は打てる外野手はいなかった。そのイェリッチも2021年シーズンは本塁打9、OPS.736に終わった。鈴木のような強打の外野手は欲しいだろう。
ただし、今季31本塁打のハンター・レンフローをトレードですでにトレードで獲得している。そのレンフローが右翼に入って、中堅は攻守のロレンゾ・ケイン、右翼は主軸のクリスチャン・イェリッチなので鈴木が入るポジションはない。
さらに、ボーデン氏はア・リーグの移籍先としてホワイトソックスとレンジャーズをピックアップしている。その④に続く・・・
▽ヤンキース、レンジャーズを紹介した第2弾
https://takoyaki7985.blog.fc2.com/blog-entry-5311.html
▽レッドソックスを紹介した第1弾
https://takoyaki7985.blog.fc2.com/blog-entry-5309.html