花巻東高の先輩後輩対決
3日(日本時間4日)、大谷翔平所属のエンゼルスがホームにマリナーズを迎えて4連戦が始まる。地区3位のマリナーズと4位の同地区対決だが、それよりも注目はこの2チームに所属する日本人選手対決だろう。
何もなければ5日(日本時間6日)に実現する。
とくに菊池雄星と大谷は高校野球の強豪・東北地方の岩手県花巻東高出身の先輩後輩という宿縁深い対決になる。
エンゼルスの主力打者・大谷とマリナーズ先発の柱ともいえる菊池の好調同士の投打対決だ。
両者の直接対決は2年ぶり。2019年に3試合あり、メジャーでの対戦成績は通算8打席で7打数3安打の打率.429、1本塁打、2打点、2三振、1四球だった。
どちらのチームも地区首位アスレチックスや2位のアストロズに差を詰めたい同地区対決だが、勝敗よりも世界から選手が集まる最高峰のリーグで日本人、しかも同じ高校出身者同士がチームのコア選手として対戦すること自体が感動で、感無量になる。
2人成績は?
★菊池雄星
10試合、62.2イニング、3勝3敗、防御率3.88、奪三振61、四球20
★大谷翔平
7試合、36.1イニング、36.1イニング、1勝1敗、防御率2.72、奪三振50、四球26
50試合、186打数49安打、打率.263、15本塁打、40打点、出塁率.330。長打率597、OPS.927