MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍するサムライメジャーリーガーたち

夏の甲子園も中止、戦後初、79年ぶり3度目

 

球児たちの夢、夏の風物詩が消える

 

 8月10日開幕予定の「第102回全国高校野球選手権大会」(@阪神甲子園球場)を主催する日本高野連朝日新聞社が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で同大会を中止する方向で最終調整に入っている。

 

 複数のメディアが伝えたところによると5月20日の大会運営委員会で正式に決定する見込みだという。

 

甲子園大会

 

 今回、中止を決断するに至った経緯は、コロナの感染拡大の影響で甲子園大会と同時期に開幕予定だった全国高校総体(インターハイ、8月10日)と全日本大学野球選手権(同12日)が早々と中止を決めたことも影響。そうした事も同調圧力となったことは容易に判断できる。無観客でも球児のためには開催して欲しかったが、責任ある立場の高野連などは、それを押し切ってまで開催の判断をできなかったのだろう。

 

  14日に39県の緊急事態宣言が解除されたが、スポーツ報知(電子版)によると日本高野連の小倉好正事務局長は書面による代表取材に対し「休校措置の解除、部活動の開始、対外試合の取り扱いなど、各都道府県の情報収集に努めたいと思います」とコメントするにとどめたという。

 

  一方で中止になった場合の代替案として高野連では、代替大会の開催ガイドラインも作成中。都道府県高野連に対し、可能であれば地方大会に代わる公式戦を無観客で開催するように要望する見通しだという。

 

 

コロナ克服のメッセージにもなったはず

 

一方、こんな意見もある。センバツ大会の中止の時に産経新聞(3月11日電子版)が伝えた記事には、

 

🔽引用

「野球は大空のもと広い空間を使うため、屋内で至近距離で行うスポーツとは訳が違う」と反発するのは、高校野球を長年取材してきた作家でジャーナリストの門田隆将氏。「他の大会が中止になる中でも、『高校野球だけが特別視されるのはおかしい』という同調圧力に負ける必要はなかった。球児無視の判断だ」と指摘する。

 

 選抜は平成7年の阪神大震災直後にも開催され、「復興の希望になった」とも強調。「高校野球は国民の認知支持を得ているスポーツ。新型の影響で景気が落ち込む中、国民のやる気をうながし、沈滞ムードを払拭しようという気概すら高野連にはないのか」と憤った。

 

 

 いつもは政府に対して痛烈な批評を繰り広げる朝日新聞も自らが主催者となった大会では、球児の夢より、大会の関係者としての保身に走ったという風に受け取られ兼ねない、何ともスッキリしない結果になった。

 

 

夏の甲子園大会中止は3回目

 夏の甲子園の中止は3回目。1回目は米騒動が起こったの1918年。2回目は大東亜戦争の戦局が深刻化した41年。戦後は初で79年ぶり3度目となる。(夏は当時の名称が中等学校優勝大会)

 

▽1918年(大正7年、鳴尾球場で開催) 第4回大会は、富山県に端を発した米価高騰に伴う暴動、いわゆる米騒動が全国に波及。代表14校が決定し、大阪入りしていたが中止に。14校にこの大会出場歴はカウントされている。

 

▽1941年(昭和16年) 第27回大会は戦局が深刻化。文部省次官通達で全国的な催しが禁止され、地方大会半ばで中止に。翌42年春から46年春までは中断され、46年夏から再開。

 

▽2020年/春センバツ(令和2年) 第92回大会は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、3月4日に史上初の無観客開催で準備を進め、中止も視野に入れて1週間後に最終決定すると発表。開幕8日前の11日にセンバツ史上初の中止が決まった。

 

 

🔽記事参考/一部引用

夏の甲子園、中止へ センバツに続きコロナで球児の夢が…20日正式決定