MLB移籍情報
2019年~20年シーズンオフのフリーエージェント(FA)市場は、ゲリット・コール、スティーブン・ストラスバーグ、アジア系で初のナ・リーグ最優秀防御率のタイトルを獲得したドジャースのリュ・ヒョンジン(柳賢振)など話題の選手が多い。
ただ、敏腕代理人といわれているスコット・ボラス氏のクライアントが多く期限際までの難航が予想される。
フィリーズのジェイク・アリエッタは、18年が3000万ドル、19年が2500万ドル、20年が2000万ドルという設定で、2年間で5500万ドルを受け取った後に、来季(20年)の1年間を破棄してFAを選択できるオプトアウトの権利がついた契約となっている。
そんなFA市場の先発投手たちだが、50名ちかいFA先発投手の中で、今季実績を残した投手を中心に注目選手をピックアップして紹介する。
なお、ダルビッシュ有は18年に結んだ6年1億2600万ドル(約136億円)の大型契約のオプトアウトを行使しないことを明言。FAとして他球団に移籍する可能性を否定している。
※は、オプトアウト可能な選手、Pはプレイヤーオプション、Cはクラブオプション、()内の数字は年齢と19年サラリー。
《先発投手》
スティーブン・ストラスバーグ(31)2500万ドル※P【QO】
ジェイク・アリエッタ(34)2000万ドル※P
コール・ハメルズ(36)2000万ドル
ダラス・カイケル(32)2121万ドル
リック・ポーセロ(31)2112万5000ドル
リュ・ヒョンジン(33)1790万ドル
ゲリット・コール(29)1350万ドル【QO拒否】
マディソン・バムガーナー(30)1200万ドル【QO拒否】
ターナー・ロアーク(33)1000万ドル
アダム・ウェインライト(38)1000万ドル
アレックス・ウッド(29)965万ドル
ジェイク・オドリッジ(30)950万ドル【QO受託】
イワン・ノバ(33)916万6668ドル
カイル・ギブソン(31)812万5000ドル
マイケル・ピネダ(31)800万ドル
ザック・ウィーラー(29)597万5000ドル【QO拒否】
ウェイド・マイリー(33)450万ドル
ジョーダン・ライルズ(29)205万ドル
ブレット・アンダーソン(32)150万ドル
ホーマー・ベイリー(33)55万5000ドル
ホゼ・キンターナ(31)1050万ドル※C
カブスがクラブオプション行使
マーティン・ペレス(29)750万ドル※C
ツインズがクラブオプションを破棄、バイアウト50万ドルでFA