2019年から20年オフのフリーエージェント(FA)市場は、水面下ですでに始まっている。
そんなFA市場の選手たちだが、先日紹介した「先発投手」「三塁手」に続いて今回は「一塁手」をピックアップして紹介する。
MLB移籍情報
※Pはプレイヤーオプション、Cはクラブオプション
《一塁手》
()内は年齢/19年所属球団/19年サラリー
ライアン・ジマーマン(35)WSH 1800万ドル ※C
ミッチ・モアランド(34)BOS 650万ドル
スティーブ・ピアース(37)BOS 625万ドル
ジャスティン・スモーク(33)TOR 800万ドル
ジャスティン・ボーア(32)LAA 250万ドル
アンソニー・リゾ(30)CHC 1450万ドル ※C
エリック・テイムズ(33)MIL 750万ドル ※C
ナッツのジマーマンは6年1億ドルの契約が終了して20年は球団に選択権があるクラブオプション。この2年間は18年が86試合、19年が52試合しか出場しておらず契約延長はないだろう。
一方、カブスのチームリーダー的存在のアンソニー・リゾもクラブオプションだが、今季の成績から見て確実に更新されるだろう。
エリック・テイムズも韓国リーグ(KBO)から帰国後、3年総額1500万ドルで契約。この3年間で打率.241、72本塁打、161打点、OPS.848と実績を残しているので、クラブオプションで残留する可能性が強いと考えられるが、年平均500万ドルから750万ドルへアップするのでトレード要員に回される可能性もある。