MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

マリナーズの“キング”ヘルナンデスが最後の登板

 

 

マリナーズの“キング”ことフェリックス・ヘルナンデス投手が今季の最終マウンドに立った。

 

 

マリナーズ一筋で15年目のフェリックス・ヘルナンデスは、13年2月に結んだ7年1億7500万ドル(約186億円)の大型契約が今季終了後に切れ、来季はフリーエージェント(FA)となる。

 

 

今季は、右肩の故障でここまで14試合の登板にとどまり1勝7敗、防御率6.51、rWARマイナス0.7。昨季は29試合に登板したが8勝14敗、防御率はキャリア最低の5.55。

 

 

この3年間は、17年が16試合で86回2/3、18年155回2/3、そして今季がここまで14試合で66回1/3しか投げていない。

 

 

この成績では、先発投手として来季の契約延長、または他球団とのFA契約は厳しいだろう。

 

 

 

 

この試合の前までメジャーキャリア169勝135敗。MLBオールスターゲームには5回(2009年、2011年 - 2014年)選出。

 

 

09年には、傑出した記録を残したベネズエラ人選手に贈られる「ルイス・アパリシオ賞」。10年にサイ・ヤング賞受賞。 12年にはMLB史上23人目の完全試合も達成している右腕。

 

 

マリナーズのエースとしてのプライドを捨てれば別だが、そうでなければ、これが現役最後になる可能性もある。

 

 

 

 

 

 

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