何度か紹介したが18年シーズンで規定打席を上回った捕手はメジャーリーグで僅か6人しかいない。
その中でもデータサイト「ファングラフス」のWARで2位(+3.8)だったのが、ドジャースからフリーエージェント(FA)になっていたヤスマニ・グランダル。
メジャーリーグ移籍情報
そのメジャー有数の攻撃型捕手がミルウォーキー・ブリュワーズと1年契約で合意した。
1年1825万ドルの契約と伝えられているが、ドジャースから提示のクオリファイング・オファー1790万ドルを上回る契約になった。これは、今オフのFA捕手の中では年額で最高額。ウィルソン・ラモスが2年1900万ドル(年950万ドル)だから、その高さがわかるだろう。
#Brewers in agreement with free-agent catcher Yasmani Grandal on a one-year contract, sources tell The Athletic.
— Ken Rosenthal (@Ken_Rosenthal) 2019年1月10日
グランダルの2018年スタッツ
18年は140試合に出場して打率.241、24本塁打、69打点、OPS.815。守備は800イニング以上マスクをかぶった13人の中でDRS+9は2位、Defは+8.9で8位だった。
キューバ出身で30歳。1999年にキューバからアメリカ合衆国のフロリダ州マイアミへ移住し、04年にアメリカ合衆国の市民権を取得した。
正捕手が補強ニーズだったチームにとってはインパクトのある契約になった。
主なFA捕手リスト
ウィルソン・ラモス(フィリーズ) →メッツ
ロビンソン・チリーノス(レンジャース)→アストロズ
ジョナサン・ルクロイ(アスレチックス) →エンゼルス
ジェームズ・マッキャン(タイガース)→ホワイトソックス
未契約のFA捕手
ニック・ハンドリー(ジャイアンツ)
デビン・メソラコ(メッツ)
レネ・リベラ(ブレーブス)
マット・ウィータース(ナショナルズ)
ジェフ・マシス(ダイヤモンドバックス)
ドリュー・ビュテラ(ロッキーズ)
A.J.エリス(パドレス)