MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

ナッツのシャーザーが10奪三振で16勝目、不安だったブルペン陣もアップグレード

 

MLB2017 GAMEDAY  

 

 

優勝を決めたナショナルズが同地区4位のメッツと対戦。ナショナルズは、先発マックス・シャーザーが6回を被安打3、四球1、奪三振10、失点1で16勝目(6敗)をあげた。

 

ポストシーズンを見据えた調整登板なのか、シャーザーも6回87球で早々と降板したが、それでも10奪三振は、調子の良さを物語っている。プレイオフの対戦相手になる予定のカブスも手こずりそうだ。

 

もっともナッツの弱点は、シーズン当初から失敗したクローザーなどのブルペン。これが最後まで影響してブルペン防御率でMLB20位(前半は29位)。スターターが同MLB4位と比べると不安材料だ。

 

ただ、夏にもブルペンを中心に下記の選手を補強。

 

 

《獲得選手》

RP ショーン・ドゥーリトル

RP ライアン・マドソン

RP ブランドン・キンツラ-

INF/OF ハウィー・ケンドリック

 

 

最近の30試合では、ドゥーリトルが11回で防御率0.82と好調。ほかに左腕サミー・ソリスが8回を無失点。マット・アルバースが9回1/3で防御率0.96。マドソンやキンツラーも同2点台と悪くない。

 

この結果、全体ではMLB6位の投手陣が、オールスター後は3位にアップグレードした。今季は、せめてチャンピオンシップまでは上り詰めたいところだ。