MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

田中将大、メジャー51勝目は節目の日米通算150勝 ジャッジも祝砲の2打席連続アーチ

 

田中将大日米通算150勝

 

田中将大が節目となる日米通算150勝目を飾った。

 

日本時間15日、本拠地でのオリオールズ戦に先発した田中は、7回を102球(74ストライク)8安打、8奪三振、2四球の2失点。今季9回目のハイクオリティースタートで日米通算150勝目という自身のマイルストーンに到達した。

 

 

田中将大

 

 

試合は3回にアーロン・ジャッジが42号3ランで追加点を挙げると、6回にもジャッジが2打席連続となる43号3ラン。さらにはサンチェスが31号ソロ。この球場らしい両軍合わせて7本の本塁打、26安打が飛び交う乱打戦になったが、13対5でヤンキースが制した。

 

 

せっかくの田中の好投に水を差すようだが、6回1死からオリオールズの新人マンシーニに、真ん中高めの89.1マイルのカットボールを右翼2階席まで運ばれる24号ソロを許したのは余計だった。

 

というのも田中将大は28試合の登板で32本の本塁打を献上。これはMLBで5位タイのワースト記録。

 

ヒッターズパークが多いア・リーグ東部地区という事を差し引いてもチームメイトのセベリーノが被本塁打19本(28試合)、サバシア18本(24試合)と比べても突出して多い。

 

過去4年間でも奪三振率(K/9)を除いて防御率、WHIP、被本塁打、被打率など、ほとんどのスタッツがキャリアワーストになっているのが気になるところだ。