MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

ナショナルズが地区優勝 2年連続5度目 ストラスバーグが8回10奪三振で13勝目

 

メジャーリーグは残り20試合を切ったが、ナ・リーグ(NL)東部地区のワシントン・ナショナルズが10日(日本時間11日)、フィラデルフィア・フィリーズを3対2で破り、地区2位のマイアミ・マーリンズが敗れたため、2年連続5度目の地区優勝を決めた。

 

88勝55敗(勝率.615)。両リーグの計6地区で最速の地区制覇になった。2位に20ゲーム差をつける独走からの地区制覇だった。

 

ナショナルズは、この日、8回を投げて無失点、10奪三振で13勝目(4敗)を挙げたスティーブン・ストラスバーグやエースのマックス・シャーザー(14勝5敗、防御率2.32)、ジオ・ゴンザレス(14勝6敗、防御率2.50)の3人を軸にリーグ3位の投手陣がチームをけん引した。

 

シーズン当初に新クローザーとして指名したブレイク・トレイネン投手が安定せず、結局10人の投手がセーブを記録するというシーズンで、リリーフ陣の防御率4.66はリーグ14位(MLB28位)。

 

このためオークランド・アスレチックスからショーン・ドゥーリトルとライアン・マドソン、ミネソタ・ツインズからブランドン・キンツラーのリリーバー達を途中で補強している。

 

打撃陣はブライス・ハーパー外野手を中心に、ライアン・ジマーマン一塁手、ダニエル・マーフィー二塁手、アンソニー・レンドン三塁手など3割打者が4人(規定打席以上)。リーグトップの得点力、打点、リーグ2位の打率.269で、投打がかみ合った。