2月に入ってアダム・リンド、マット・ウィータースを補強したワシントン・ナショナルズが、ジャイアンツからフリーエージェントになっていたアンヘル・パガンの獲得に関心を寄せていることが分かった。
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FOX Sportsのケン・ローゼンタール記者の情報ではナショナルズはパガンに対してマイナー契約を用意するつもりだという。
35歳のパガンは2008年から11年まで在籍したニューヨーク・メッツで頭角を現したが、ジャイアンツ移籍後はケガに悩まされ、13年は71試合、14年は96試合にとどまった。
昨季は、129試合に出場して打率.277、12本塁打、55打点という成績。メジャー11年間通算で打率.280、64本塁打、414打点を記録している。
ナショナルズの外野はすでにライトにブライス・ハーパー、レフトにジェイソン・ワース、オフシーズン獲得のアダム・イートンをセンターにする編成で、パガンが加入しても第4から5番目の外野手になる。
ナショナルズはベンチ要員の層が薄く、レフトのワースは右打ちのため、対右投手打率.298というパガンをプラトーンで起用する案も考えられ、アダム・リンドとともに厚みが出ることになる。