移籍先が注目されたホセ・バティスタ外野手が、古巣のトロント・ブルージェイズと1年契約で合意に達した。
MLB契約情報
チームからの正式発表はないが、MLB公式サイトが報じたところによれば年俸は1,800万ドル(約20億3,000万円)で、2019年までの契約オプションを含めれば3年6,000万ドル(約67億8,000万円)までなるという。
インパクトの強い選手なので、ここでも何度か取り上げたが、オフには年俸1,720万ドル(約19億4,000万円)のクオリファイング・オファー(Qオファー)を拒否し、移籍の可能性も考えられたが、最終的にはジェイズ残留となった。
16年オフには、10人の選手にQオファーが提示されたが、ブルージェイズは二人のパワーヒッター、ホセ・バティスタ、エドウィン・エンカーナシオンにQオファーを出した。
しかし、その後の成り行きを見ていると、シーズンオフ当初に早々と4年8000万ドルでエンカーナシオンには再契約を打診したが、36歳で故障による成績ダウンのバティスタとの再契約の動きはなかった。プランになかったのかもしれない。
ジェイズは、33歳の指名打者ケンドリー・モラレスと同じ33歳のスティーブ・ピアース外野手(兼1B)を獲得したものの、デクスター・ファウラー外野手(カージナルス)との契約やアンドルー・マカチェン外野手(パイレーツ)、ジェイ・ブルース外野手(メッツ)、カーティス・グランダーソン外野手(メッツ)、ロッキーズのチャーリー・ブラックモン外野手らにも興味を示していた。
最長で2019年まで延長となる可能性も!https://t.co/IP3mJIn9rA#2016FA pic.twitter.com/JLDaAz2pEH
— MLB Japan (@MLBJapan) 2017年1月18日
これでジェイズの外野はライトにバティスタ、センターに守備の良いケビン・ピラー、レフトにスティーブ・ピアースとエセキエル・カレーラといった布陣になると思われる。