侍ジャパン VS. ファレルMLBオールスター
11月12日から開催の日米プロ野球対抗戦「2014 SUZUKI 日米野球」で、大リーグ選抜を率いる監督にレッドソックスのジョン・ファレル監督が就任することが決まりました。
11月の日米野球では、小久保裕紀監督が率いる日本代表と大リーグの選抜チームが8年ぶりに対戦し、東京や大阪などでエキシビションを含めて6試合が行われます。
大リーグ選抜の監督は、当初、レンジャーズのワシントン前監督に決まっていましたが、ワシントン氏は先月、家庭内の個人的問題でレンジャーズの監督を辞任するとともに大リーグ選抜の監督も辞退していました。
これを受けて、大リーグ機構では代わりの監督を探していましたが、25日、レッドソックスのファレル監督に決まったと発表しました。
52歳のファレル監督は、2011年から2シーズンにわたってブルージェイズの監督を務めたあと、去年、レッドソックスの監督に就任し、リリーフ陣の柱として上原浩治投手と田澤純一投手を起用するなどしてワールドシリーズを制覇しました。
来日する大リーグ選抜のメンバーには、ホームラン王を2回獲得したエンゼルスのプーホールズ選手やマリナーズのカノー選手、ドジャーズのプイーグ選手などが選ばれています。
ファレルさんは、日本人選手の多いア・リーグ出身の監督。日本人選手の中で今季も好成績の岩隈久志、黒田博樹、上原浩治、田澤純一らの投手陣は、結果を残しているのでMLBオールスターチームの一員として選ばれる可能性は十分あります。凱旋帰国も楽しみですね。