MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

レッドソックス監督が来季も守護神・上原に期待

 

MLB2014

 

 

上原浩治レ軍は引き留めたい意向

 

来季も「コウジタイム」に大きな期待

 

 

 

レッドソックスのジョン・ファレル監督とベン・チェリントンGMが合同記者会見で今季限りで契約満了となる上原浩治投手と契約延長し、来季もクローザーとして起用したい考えを明らかにした。

 

 

昨季ワールドシリーズ制覇に貢献した上原は今季64試合に登板。6勝5敗26セーブで防御率は2.52という成績で締めくくった。

 

 

ア・リーグ東地区最下位に低迷したチームにおいて投手陣は、トレード期限に主軸が次々に放出される中、中継ぎの田澤純一と共に奮闘した。

 

 

 

「彼がシーズン終盤に(不振を)乗り越えたことからも、我々は(契約延長を)決断することができた。彼はテキサスにいたときにも乗り越えている」指揮官はそう上原を評価している。

 

 

「どんなエリートのピッチャーでも、全てのピッチャーはパフォーマンスが落ちる時期はある。コウジもそうだった。年齢に関わらず、彼は素晴らしいパフォーマーだ。ブルペンのアンカー役を任せたい男なんだ」、指揮官はこう話し、来季もクローザーを任せたい意向を示している。

 

 

 

上原は一時の不調で9月途中からセットアッパーに回ったが、今季最終登板となった9月25日のレイズ戦(11-1で勝利)では、9回に久々に登場。1奪三振を含む、三者凡退に抑え、スランプから脱した。

 

 

ファレル監督は守護神・上原に対して絶大な信頼を改めて示しており、来季もフェンウェイ・パークを盛り上げる「コウジタイム」に大きな期待を寄せていた。