MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

カブス今永昇太は5回途中無失点9奪三振の好投、 鈴木誠也は2安打1打点で今永をサポート

 

 カブスの今永昇太は日本時間15日、アリゾナ州メサで行われたアスレチックスとのオープン戦に先発登板して奪三振ショーを演じた。

 

 

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 今永はオープン戦3試合目の先発。4.1イニングを被安打3、奪三振9、自責点0に抑える好投。防御率は4.66に改善した。

 

 チームメイトの鈴木誠也は「2番レフト」でスタメン出場し、3打数2安打1打点の活躍で今永をランサポートしている。

 

 今永は、初回先頭打者から二者連続三振を奪うなど、上々の立ち上がり。3回~5回は3イニング連続でヒットを許したが、無四死球で、終始危ない場面はなかった。

 

 今永は「きょうは落ち着いて自分のいいストレートをコンスタントに投げ続けられたのがよかった。やはりまっすぐでしっかり差し込んでいかないと、変化球を見きられたりするので、相手バッターのポイントをいかに前に出すかというところが僕の生命線になるのかなと思っている」と自らの投球内容を分析した。

 

 

 

 

 この試合の9奪三振でオープン戦通算では19奪三振になり、奪三振率17.69は驚異の数字だ。これは7イニング以上を投げている投手のなかで堂々のメジャー1位となっている。

 

 鈴木は1回裏無死1塁で迎えた第1打席でレフトへの先制タイムリ二塁打を放つなどこの試合で2安打をマーク。

 

 オープン戦はここまで9試合に出場して22打数8安打の打率.364、OPS1.053と今永と同様に手ごたえを感じるオープン戦のようだった。

 

 鈴木はメジャー3年目だが、昨年は春から故障で出遅れただけに今季は無事に開幕戦を迎えてほしい。