とりあえずエンゼルスが大事なヤンキース戦3連戦のGAME1に勝った。大谷翔平は2点ビハインドの7回裏に値千金の同点35号2ランを放ち今日もエンゼルスの勝利に貢献した。グリフィン・キャニングが5.2イニングを2失点、12奪三振の好投。
大谷翔平NEWS
大谷の諦めない姿がそこにある
エンゼルスがホームにヤンキースを迎えた3連戦GAME1は、“TWO-WAY STAR” 大谷翔平のバットが7回に火を噴いてヤンキースを撃破。
最後は延長タイブレークの10回裏2死から代打のルーキー、マイケル・ステファニックがレフト前に決勝打を放ち勝負が決まった。エンゼルスは4対3で勝利。15日(日本時間16日)のアストロズ戦に続いてのサヨナラ勝ちだった。
Good for Michael Stefanic.
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He went undrafted, sent video of himself to all 30 teams, and he just hit a walk-off. pic.twitter.com/TCGdVnk8CL
大谷翔平は「2番DH」で元気にフル出場。第1打席はヤンキース先発ルイス・セベリーノから初球を叩いてセカンド右を抜ける強烈なライト前ヒット、これで6試合連続安打。
第2打席は3回裏、左中間を破る二塁打を放ったあと、5回裏の第3打席は申告敬遠。申告敬遠は3戦連続。
3戦連発の35号2ラン
2点ビハインドの7回裏2死一塁で回ってきた第4打席はヤンキースの2番手マイケル・キングから起死回生の35号同点2ランをセンターへ放った。これも3戦連発だった。
OHTANI, TIE GAME 🦄@Angels | #GoHalos pic.twitter.com/KES9yGTrdY
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Ohtani emotion. 😍 pic.twitter.com/qEGn9LSrsC
— MLB (@MLB) July 18, 2023
9回裏の第5打席は空振り三振に倒れ、サイクル達成はならなかったが、4打数3安打で1本塁打2打点の活躍。大谷のバットが勝利を呼び込んだ。
今季の打撃成績は打率.306、打点75、出塁率.391、OPS1.068になった。3戦連発は今季初、これで早くも昨季の本塁打数34を超えた。
大谷とステファニックに続いてこの日の勝利の立役者は、先発で120球12奪三振と力投したグリフィン・キャニングだろう。キャニングはこの好投で防御率4.52。タイブレークの10回表を無失点で切り抜けた5番手のアーロン・ループが今季初勝利(2敗)をマーク。
4番手マット・ムーアが8回途中から1.1イニングを無失点の好リリーフ。カルロス・エステベスを連投させなくてもループとムーアで勝てたのも大きいだろう。
ヤンキース打線は元気がない印象だったが、被本塁打0と二塁打1本、単打7本だけに抑えたのも僅差の勝負になった一因だった。
エンゼルスは、これで後半戦2勝2敗。オールスターブレイク後の15試合を10勝5敗ぐらいのペースで行けば9年ぶりのポストシーズン進出が現実味を帯びてくる。