MLB メジャーリーグ物語

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エンゼルス 拙攻拙守で大谷の足を引っ張り6連敗 今季もダメか?

 

前半戦を45勝46敗で終えア・リーグ西地区4位。ワイルドカード争いではプレーオフ圏内から5ゲーム差となっているエンゼルスだったが、後半戦の初戦も大谷翔平先発試合で逆転負け。オールスターブレイクを挟んで6連敗。借金も2になった。

 

 

大谷翔平NEWS  

 

 

エンゼルス大谷翔平投手が「2番・投手兼DH」で出場。連敗ストッパーとして期待したが、大谷でも星を落としたエンゼルスは深刻だ。

 

 

上のツイッターでも判るとおりストライクの微妙な判定もあった。

 

打ち取った平凡なサードゴロを弾いたレンヒーフォの軽率なミス。Wプレーを獲れない内野のミスなど、大谷にとってはフラストレーションの溜まるシーンが満載で見ていて気の毒だった。

 

 

 

攻撃シーンでも走者を送れないバントミスなど記録に現れない小さなミスの連発で、昨年の王者相手に先制したものの結局は逆転負け。

 

大谷は、拙守に足を引っ張られて6回途中まで94球を投げて被安打5、奪三振7、与四球3、与死球1、失点5(自責点4)。

 

エンゼルスが5対7で負けて大谷は5敗目(7勝)。これで防御率も3.50に悪化した。

 

米メディア「The Athletic」でエンゼルス番を務めるサム・ブラム記者は「おそらくオオタニが気にしていたのは爪だ。ネビンは試合前に『もう問題ないだろう』と言っていたが、気になるようだ」と懐疑的な意見をツイートした。

 

爪だけではない気もする。正ポジションの選手に故障者が続出しているチーム状態が影響している。もともとエラーの多いチームだからいくらユーティリティープレーヤーで固めても正念場では小さなミスは出るものだ。こんなものだろう。

 

 

 

大谷は打撃面では第1打席が初球をたたいてレフトへの詰まり気味のヒットで出塁。第2打席は良い当たりのレフトライナー、第3打席はレフトへのクリーンヒットでチャンスメイク。第4打席と第5打席が空振りの三振。

 

5打数2安打で今季の打率は.303、出塁率.387、OPSは1.046となった。

 

エンゼルスはこれで7月に入って1勝8敗。明日のアストロズの先発は苦手のフランバー・バルデス

 

現地5月9日の対戦では、エンゼルスを8回12奪三振の被安打1失点1に抑え、6月2日も7回無失点。対エンゼルス戦は15イニングで防御率0.60とカモにしている。

 

このままアストロズ戦3連戦3連敗で8連敗ぐらいまでしそうな予感がしてきた。試合巧者の王者相手に本塁打しか勝てないチームでどうしようもない。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。