ドジャースは現地時間10日(日本時間11日)、ジャスティン・ターナー内野手との来季の球団オプション1600万ドルを破棄した(バイアウト200万ドル)。
MLB契約情報
この11月に38歳になるジャスティン・ターナーだが、直近2年間で8日間欠場しただけだったのでオプションは行使されると予想していたが、オプションは破棄されてFAになった。
ポストシーズンのNLDSではマックス・マンシーが三塁に入りターナーはほとんど指名打者として起用されていた。
ドジャースは他にもトレイ・ターナー内野手とタイラー・アンダーソン投手にクオリファイング・オファー(QO)を提示している。
クレイトン・カーショーとは再契約間近?
ドジャース生え抜きのクレイトン・カーショー投手には昨年と同様にQOを提示していないが、これはカーショーと彼の家族に決断を急がせないための配慮らしい。
そのカーショーだが、メディアの報道では1年契約で合意間近の段階にきているという。
Clayton Kershaw and Dodgers nearing one-year deal, source tells @TheAthletic
— Ken Rosenthal (@Ken_Rosenthal) November 11, 2022
球団からの公式発表はまだない状態で、具体的な契約内容は明かされていないが、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のマイク・ディジョバンナ記者も、両者は1年契約にサインの見込みだとツイッターに投稿。昨季は年俸1700万ドルで契約を結んだが、今回もそれに近い額になりそうだという。
ドジャースで15年間、通算197勝87敗、防御率2.48、2807奪三振。サイ・ヤング賞3回、オールスター・ゲーム9回選出、最優秀防御率5回、リーグMVP1回、ワールドシリーズ制覇1回。
ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長は、ラスベガスで行われたGM会議でカーショーとの再契約を最優先事項とする方針を明らかにしていた。
カーショーの今季は126イニングで12勝3敗、137奪三振、防御率2.28、rWAR3.8の好成績をマーク。
メジャー現役左腕でトップの実績を残しているカーショーをリスペクトして今季の年俸1700万ドルプラスαの再契約で早めに現役続行が決まりそうだ。
Staying in LA!
— MLB (@MLB) November 11, 2022
Clayton Kershaw, @Dodgers closing in on a 1-year deal, source tells https://t.co/Z3s2EphcSH's @Feinsand. pic.twitter.com/TqkWmpYO9V