今季限りで引退を表明しているカージナルスのアルバート・プホルスが通算697号となる今季18号の逆転2ランを放ち、チームの勝利に貢献している。
MLB2022
レジェンド健在の逆転2ランは通算697号
勝負所での決勝弾が目立つプホルスだが、この日も2点ビハインドで迎えた9回の第4打席に逆転2ランをセンター右に叩き込んだ。
PUJOLS IS IN SOLE POSSESION OF 4TH ALL-TIME! pic.twitter.com/UMj2W6wjRp
— St. Louis Cardinals (@Cardinals) September 11, 2022
これで史上4人目の通算700本塁打到達まであと3本に迫った。
①バリー・ボンズ(762本)※
①ハンク・アーロン(755本)
②ベーブ・ルース(714本)
③アルバート・プホルス(697本)
※ボンズは、どのような事情があったにせよ禁止薬物の使用が明らかになっているので歴代1位は参考記録としておきたい。
697! @PujolsFive just passed Alex Rodriguez for 4th on the all-time HR list. 🐐 pic.twitter.com/2T7YCN50Sm
— MLB (@MLB) September 11, 2022
プホルスは2試合連続弾だが、これでアレックス・ロドリゲスを抜いて歴代単独4位に浮上した。
そう言えば、通算696本塁打のアレックス・ロドリゲスも禁止薬物を使用していたとして、MLB機構が2014年シーズン1年間の全試合出場停止処分を科していた。
プホルスの月別本塁打
4月 2本
5月 2本
6月 0本
7月 3本
8月 8本
9月 3本
残り21試合、8月は大谷翔平と同じ月間8本塁打を放った。史上4人目の通算700本塁打到達という歴史的偉業まで残り3本。
大記録を視野に捉えた時のレンジェンドの集中力は凄い。
カージナルスは残り21試合で2位ブリュワーズとのゲーム差は8で優勝はほぼ確実。
プホルスの8月は打率 .361、出塁率.420で長打率は.803、OPSは驚異の1.223だった。全盛期を思わすような活躍だ。
プホルスよりも6歳も若いオリバー・マーモル監督が、記録達成のために42歳のプホルスを毎試合出しても誰も批評はしないだろう。
個人的にはイチローと同期生のイメージが強いレジャンド、アルバート・プホルス。彼の打席から目が離せない段階に入った。