カブスの中心選手で昨年の夏のトレードでカブスからヤンキースに移籍したアンソニー・リゾがヤンキースと再契約に合意したというニュースが流れている。
MLB移籍/契約情報
リゾとの再契約は2年3200万ドルで今季終了後にオプトアウト条項が付いているという。
Staying put in the Big Apple.
Anthony Rizzo and the Yankees reportedly agree on a deal, per @MLBNetwork Insider @JonHeyman. pic.twitter.com/yiF5unXRhy
— MLB (@MLB) March 16, 2022
リゾは昨季、カブスとヤンキースで合計141試合に出場。打率.248、22本塁打、61打点、OPS.784。計算できる選手であることには間違いないが、2019年を境にOPS.800を下回り、カブスでの10年間のような威圧感は薄れている。
ヤンキースは左の強打者が補強ポイントで昨夏にはリゾと共にジョーイ・ギャロ外野手を補強した。
これでヤンキースは一塁にリゾ、二塁トーレス(ルメイヒュー)、三塁ドナルドソン、遊撃カイナーファレファという内野陣になり、ルメイヒューがトーレスやドナルドソン、相手が左投手の場合はリゾとツープラトン起用など、ルメイヒューをユーティリティとして起用できるフレキシブルな布陣になった。
毎年、故障者が続出するヤンキースだが、これぐらいの方が万全の体制のように感じるが、ゲーリー・サンチェスを出した後の正捕手がカイル・ヒガシオカやトレードで新加入ベン・ロートベットでは心もとない気がする。
捕手の補強はルーク・ボイトらをパッケージにしてカブスのウィルソン・コントレラスやヤン・ゴームズなどの獲得を検討しているかもしれない。