米スポーツサイト「ブリーチャー・レポート」が、2022年シーズンに向けた「MLBで最も攻撃的なプレーヤーは誰?」というタイトルで打者トップ10を選出している。
MLB2022 最も攻撃的な打者TOP10
ソト、ハーパー、フリーマン、タティスJr.、アクーニャJr. など煌めくようなスター選手の中に交じって当然かもしれないが大谷翔平も4位にランクインしている。
MLB2022シーズンに向けた打者ランキングTOP10
①フアン・ソト
(ナショナルズ、23歳、RF)
151 G、654 PA、29 HR、9 SB、.313 AVG、.465 OBP、.534 SLG、175 OPS +、7.1 bWAR
2018年と2019年の.406と.401の彼のOBPは、それ自体で十分に驚異的だ。四球率も過去2年間で.471とMLB最高レベル。
ソトが三振することはほとんどなく、過去2年間で、三振に対する四球の比率が1.0を超える唯一の打者だ。(規定打席以上)
彼の打球初速とハードヒット率から推測すれば29本塁打は控えめな数字で、潜在的には35本塁打から40本は打てるポテンシャルがある。
②ブライス・ハーパー
(フィリーズ、29歳、RF)
141 G、599 PA、35 HR、13 SB、.309 AVG、.429 OBP、.615 SLG、179 OPS +、6.5 bWAR
ハーパーは、2015年シーズンのスタッツを超えることは二度とないかもしれない。2015年シーズンでは、42本塁打を放ち、バリー・ボンズ以来の198OPS +を達成した最初の打者になった。
しかし、彼は昨シーズン見事にそのスタッツに迫った。
③フェルナンド・タティスJr.
(パドレス、23歳、SS)
130 G、546 PA、42 HR、25 SB、.282 AVG、.364 OBP、.611 SLG、166 OPS +、6.6 bWAR
32試合に欠場したが、それでもリーグトップの本塁打数。盗塁数でも3位だった。
④大谷翔平
(エンゼルス、25歳、DH/P)
155 G、639 PA、46 HR、26 SB、.257 AVG、.372 OBP、.592 SLG、158 OPS +、9.1 bWAR
大谷翔平が昨季に放った46本の本塁打の中にチープなものはほとんどなかった。ハードヒット率はブルージェイズのウラジーミル・ゲレーロの方が高いかもしれないが、打球の初速度と角度の両方を考慮したバレル率では大谷の方がリードしている。
ボール球をスイングする確率「チェース率」に関しては平凡な数字だが、15%の確率で四球を選び、不利なカウントから四球を選ぶ回数が増えた。
⑤マイク・トラウト
(エンゼルス、30歳、CF)
36 G、146 PA、8 HR、2 SB、.333 AVG、.466 OBP、.624 SLG、195 OPS +、1.8 bWAR
⑥ロナルド・アクーニャJr.
(ブレーブス、24歳、RF)
82 G、360 PA、24 HR、17 SB、.283 AVG、.394 OBP、.596 SLG、 155 OPS +、 3.6 bWAR
⑦ホゼ・ラミレス
(ガーディアンズ、29歳、3B)
152 G、636 PA、36 HR、27 SB、.266 AVG、.355 OBP、.538 SLG、141 OPS +、6.7 bWAR
⑧カイル・タッカー
(アストロズ、25歳、RF)
140 G、567 PA、30 HR、14 SB、.294 AVG、.359 OBP、.557 SLG、147 OPS +、5.7 bWAR
⑨ブラディミール・ゲレーロJr.
(ブルージェイズ、22歳、1B)
161 G、698 PA、48 HR、4 SB、.311 AVG、.401 OBP、.601 SLG、 169 OPS +、 6.8 bWAR
⑩フレディ・フリーマン
(ブレーブス、32歳、1B)
159 G、695 PA、31 HR、8 SB、.300 AVG、.393 OBP、.503 SLG、133 OPS +、4.7 bWAR
TOP10人以外
上記の10人以外にもムーキー・ベッツ、アーロン・ジャッジ、セドリック・マリンズ、トレイ・ターナーらを紹介している。
オリオールズのマリンズは昨季、30本塁打、30盗塁の「30-30」をマークしている。これはメジャー史上43人目で、オリオールズではセントルイスを本拠地としていたブラウンズ時代の1922年にケン・ウィリアムズが達成して以来99年ぶりだった。
難病とされるクローン病の闘病を続けながらプレーしていたことを告白している。
引用元:Palmer Sports
▽記事参考/引用