ヤンキースは現地19日(日本時間20日)、アーロン・ブーン監督と新たに3年契約を結び、契約を延長したことを発表した。
MLB 球団人事
ブーン監督が続投!
ヤンキースの監督続投が決まった。この契約は2024年終了までで、2025年は球団オプションになっている。
The New York Yankees today announced that they have re-signed Manager Aaron Boone to a three-year contract through the 2024 season with a club option for 2025.
— Yankees PR Dept. (@YankeesPR) October 19, 2021
ブーンは2017年12月にヤンキースの第35代監督に就任。就任後の2シーズンでいずれも100勝以上を記録したMLB史上初の監督になった。
監督として4年間で328勝218敗。勝率.601はジョー・マカーシー、ケーシー・ステンゲル、ジョー・トーレに次ぐ球団史上4位(通算500試合以上)の好成績らしい。
ヤンキースは、12年連続でワールドシリーズ進出を逃し、一部では解任の可能性もあったようだが、ハル・スタインブレナー・オーナーはブーンの手腕を高く買っており続投を希望。「アーロン・ブーンは野球に関して鋭い洞察力を持ち、クラブハウスで広く尊敬を集めている。今後も我々を導いてくれることだろう」と、来季に期待を寄せた。
ブーンは本拠地ヤンキー・スタジアムで行われた記者会見で「戻ってくることができて本当に興奮している。このグループとともに前進し、チャンピオンになるという目標を達成できるよう頑張りたい」とコメント。
ここまで球団史上4位の好成績を収めているが、長期政権にはリーグ優勝が最低条件。ジョー・トーリ監督(1996年-2007年)j時代のようにリーグ優勝6回、ワールドシリーズ制覇4回とまではいかないまでも、来季は2019年以来、2度目のチャンピオンシップまではチームを導きたいところだ。それが最低限のノルマだろう。
前監督のジョー・ジラルディ時代は2008年から2017年までの10年間でリーグ優勝1回、ワールドシリーズ制覇1回を成し遂げているだけに、ブーン監督が今後、どんな結果を残すことができるか注目だ。
Aaron Boone will be returning to the Yankees on a three-year contract, per @JackCurryYES pic.twitter.com/aqVBRwFzi2
— Bleacher Report (@BleacherReport) October 19, 2021