大谷翔平はメジャー初の先頭打者アーチ。ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.は25号ソロ本塁打。そして、パドレスのお調子者フェルナンド・タティスJr.が23号ソロ、24号ソロ、25号2ランの3打席連発。新世代の3人が本塁打を打ちまくっている。
MLB2021
大谷翔平投手が25日、敵地でのレイズ戦に「1番DH」で先発出場(今季2度目)。カウント1-1から89.9マイル(約145キロ)のチェンジアップを捉え、右翼席へ24号特大先頭打者アーチを叩き込んだ。飛距離は右翼席上段へ届く453フィート(約138メートル)だった。
🚨 Ohtani leadoff homer 🚨 pic.twitter.com/PU3XmSwjzA
— MLB (@MLB) June 25, 2021
これで今月9本目、1カ月9本は19年6月と並ぶ月間自己最多タイ。残り試合も4試合あり、いずれも東部地区(レイズ、ヤンキース)の打者有利のスタジアムが続くだけに敬遠気味の四球がなければ自己新の月間10本以上も期待できる。
なお、試合はレイズ得意の継投策でエンゼルス打線が5安打に抑え込まれ、3対4で敗れた。
そう考えると大谷の2安打目、一塁線へのバントヒットは、2塁走者も3塁へ進塁してチャンスを広げるチームプレーだったように感じる。盆プレーの多い緊張感のないエンゼルスの同僚たちに喝を入れるかのような大谷のセフティーバンドだった。
本塁打ばかりがクローズアップされるが、大谷のこうした献身的なプレーは評価に値する。
ohtani bunt single because what can’t this guy do pic.twitter.com/1djTpVCXms
— Cut4 (@Cut4) June 26, 2021
タティスJr.も3本塁打、トップタイに
パドレスのフェルナンド・タティスJr.内野手が25日(日本時間26日)、本拠地のダイヤモンドバックス戦で自身初の1試合3本塁打をマークした。
タティスJr.は初回に23号ソロを放つと、2回に24号ソロ。4回には3打席連発となる25号2ランを放ち、両リーグトップ、ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.に一気に並んだ。
試合前にナショナルズのカイル・シュワーバーが6戦9発の固め打ちでリーグトップに並ばれていたが、驚異の3連発で大谷翔平を抜き去った。
また、ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手も本拠地でのオリオールズ戦で2戦連発となる25号ソロ本塁打を放ち、本塁打王争いで再びメジャートップに躍り出た。
【 #パドレス 】フェルナンド・タティスJrが大暴れの1試合3本塁打!!一気にゲレーロJrに追いつくメジャートップタイの25本です💥💥💥 pic.twitter.com/Tnc3oODfyD
— MLB Japan (@MLBJapan) June 26, 2021