大谷翔平NEWS
アリゾナ州テンピから嬉しいニュースが届いた。現地2月24日(日本時間25日)、好調なコンディションが伝えられていたエンゼルスの大谷翔平が、今キャンプで初めて打者を立たせた実戦形式のライブBPに登板、ルイス・レンヒーフォとジャレッド・ウォルシュを相手に20球を投げ最速で97マイル(約156キロ)の球速を計測した。
術後の完全復活なるか?
大谷は2018年10月1日、ロサンゼルス市内でトミー・ジョン(TJ)手術を受けた、さらに、2019年9月には左膝蓋骨の手術も受けている。
そうした手術からのリハビリを重ねながら迎えた2020年は2試合の登板に終わり、打撃成績も44試合で153打数29安打、打率.190、7本塁打、24打点、OPS.657の不本意な成績だった。
多くの選手を見ているとTJ手術の場合、移植した部分がしっくり馴染んで自分のカラダの一部になるまでは中2年間は擁する。そう簡単に10数カ月で以前のようなパフォーマンスを発揮できるものでもない。
まして大谷の場合は足の膝に爆弾を抱えていた。以前にも一部の評論家が大谷の投げ方を見てそのことを指摘していた。
だから、昨年の変なシーズンに悪いものは全部出して、今季はハツラツと投げているようでうれしい気がする。まだまだ油断はできないが、今季のエンゼルスは6人先発で、大谷の負担も少ないだろうから、打たれても良いので、20試合ぐらいは登板してほしい。
数字は嘘をつかない、スタットキャストで球速97マイルは、早い時期にしては希望が持てる球速だ。
大谷「1回目にしては良かったかなと思う」
大谷は「強度を高めで投げるというのも大事ですし、投げているコマンド(制球)よく(ストライク)ゾーンにしっかり投げるのも大事だと思っていたので、どちらも意識はしてはいました。1回目にしては良かったかなと思う」と、練習後にコメントしている。
ペリー・ミナシアンを新GMに迎えたエンゼルス。投手力は個人的にはBクラスの評価だが、大谷が安定してマウンドに立つことができれば、プラスアルファの効果は大きいはずだ。
Footage from Shohei Ohtani's live BP on the mound today, facing Luis Rengifo (Courtesy of @FoxSportsWest). Ohtani said he hit 97 mph on his last pitch of the outing. pic.twitter.com/nqeyWRxhWZ
— Fabian Ardaya (@FabianArdaya) February 24, 2021
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