今季の大谷はここまで順調な調整ができているようだ。
大谷翔平NEWS
2戦連続のセンターオーバーの本塁打
現地3月16日(日本時間17日)、エンゼルスとインディアンス戦のオープン戦がアリゾナ州テンピ・ディアブロスタジアムで行われ(5回制)、エンゼルスの大谷翔平は「2番・DH」で今季初出場した。
大谷は2回の第2打席で投手強襲の内野安打を放ち、3回の第3打席でバックスクリーンを越える4号本塁打を放った。オープン戦は7試合連続安打、3試合連続の複数安打、2試合連続の本塁打となった。
昨年の不振が嘘のようにここまでは打ちまくっている。これで7試合19打数11安打、打率.579、4本塁打、7打点、1四球、2三振、OPS1.782。
今日の一打は昨季の投手部門3冠でサイ・ヤング賞を受賞したシェーン・ビーバーから放った一撃だった。
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— Los Angeles Angels (@Angels) March 16, 2021
球団発表では飛距離464フィート(約141.4メートル)。2試合連発は昨年7月29、30日のマリナーズ戦以来229日ぶりと報道されている。
大谷は右ひじのトミー・ジョン手術のほかに2019年9月に左膝蓋骨の手術(二分膝蓋骨)を行っているが、1年半が経過して術後の経過や体調管理も順調なようだ。
現地21日のパドレス戦に注目
あとは投手としての仕上がり具合がきになるところ、球速は復活傾向だが、微妙なコントロールが必要なだけに、今後は公式戦の初登板に向けて繊細な調整が必要になった来る。次は現地21日のパドレス戦が登板予定だ。
なお、エンゼルスのジョー・マドン監督は昨日、開幕戦(対ホワイトソックス)にディラン・バンディが先発することを発表した。このまま大谷が順調に行ってメジャーの開幕も予定通りに行くとすれば、現地時間4月4日から6日にかけてホームで開催される対アストロズ戦のどこかで投手・大谷翔平の雄姿が見られそうだ。