クリスマス(ハッピーホリデー)休暇前になっても静かなストーブリーグだが、ヤンキースは先発からリリーフまでこなした33歳右腕アダム・ウォーレンとマイナー契約を結ぶことで合意した。
MLB契約情報
トミー・ジョン手術からの復活に期待
これまでもヤンキースのブルペン投手というイメージが強いウォーレンだが、ヤンキースを出たり入ったり、これで3回目のヤンキース復帰になる。
データサイト「Baseball-Reference」で調べてみると、メジャー9年のキャリアのうちヤンキースには7年間在籍。2014年は69試合も登板しているので記憶に残っている投手のはずだ。ヤンキースでは一時期だが先発もしていた。
MLB公式サイトによると19年9月にトミー・ジョン手術を受け順調に回復しているらしいが、来季はマイナーから40人枠の登録を目指す1年になりそうだ。
メジャー8年間の通算成績は、323試合(うち21先発)に登板して492回1/3を投げ、30勝24敗6セーブ、57ホールド、防御率3.53、428奪三振。
経験と実績のあるリリーバーのニーズは増すばかりで、とくにポストシーズンを目指す球団はブルペンの厚みを増したいところだろう。
馴染みのある球場のマウンドだけに彼もバウンスバックが期待されての契約だ。来季に結果を残せばカムバック賞の候補者にもなるだろう。