メジャーリーグ移籍情報
18年から19年オフのブライス・ハーパーやマニー・マチャドが2月後半、スプリントレーニングに入っても契約が決まらなかったように、この数年間は、スローな展開が目立ったストーブリーグだったが、19年から20年にかけての今オフは、マーケットが活性化したように見えた。
ゲリット・コール
9年3億2400万ドル(年平均3600万ドル)
アンソニー・レンドン
7年2億4500万ドル(年平均3500万ドル)
スティーブン・ストラスバーグ
7年2億4500万ドル(年平均3500万ドル)
ザック・ウィラー
5年1億1800万ドル(年平均2360万ドル)
※1億ドル=110億円
ジョシュ・ドナルドソン
4年9200万ドル(年平均2300万ドル)
マディソン・バムガーナー
5年8500万ドル(年平均1700万ドル)
リュ・ヒョンジン
4年8000万ドル(年平均2000万ドル)
ヤズマニ・グランダル
4年7300万ドル(年平均1825万ドル)
ニコライ・カステヤノス
4年6400万ドル(年平均1600万ドル)
マイク・ムスターカス
4年6400万ドル(年平均1600万ドル)
このほかにもダラス・カイケル、ウィル・スミスらが続き、総額で21億ドル(2310億円)以上の巨額な契約が結ばれた。
選手やその代理人たちも昨年までのマーケットの動きを察知したのか、早い段階でのフリーエージェント(FA)契約が決まっていった。
そして、このFAマーケットを面白くしたのは、昨年プレイオフ進出を逃したチームの活発な補強だった。
下記は、どのチームが総額でどれだけの契約を決めたのかをMLB公式サイトから抜粋したものだが、エンゼルス3位、ホワイトソックス4位、レッズ5位、フィリーズ7位、ダイヤモンドバックス9位、ブルージェイズ10位とトップ10のうち6チームが残念ながら10月には姿を消していたチームだが、そうしたチームが大金を投資して選手をかき集めマーケットを活性化させた。
1) Yankees: $336.5M
2) Nationals: $316.8M
3) Angels: $260.9M
4) White Sox: $201.5M
5) Reds $165.8M
6) Twins: $151.8M
7) Phillies: $133.5M
8) Braves: $117.8 M
9) D-backs: $109.7M
10) Blue Jays: $109M
※1M=1億1000万円
※日本時間2月7日時点のデータ
《2月10日の記事の再ポストです》