MLB2019年シーズンも残すところあと20試合。依然としてワイルドカード争いはし烈だが、一部の地区を除いてポストシーズン進出チームが出そろいつつある状況だ。
MLB移籍情報
今オフのストーブリーグの話題がMLB公式サイトに掲載されていたので、それを参考に独自の見解を加えていきたい。
原文は最下記にリンクを貼っているので、そちらを参考にしていただきたい。
1 ムーキー・ベッツ(レッドソックス)
ベッツに関しては、以前に報道があり、彼の可能性に触れているので、こちらを参照していただきたい。20年終了後にフリーエージェント(FA)になる。
レッドソックスは、ベッツ以外にもJ.D.マルティネス(18年-22年1億1000万ドル)のオプトアウトが19年終了後に設定されている契約なので、そちらにも対応を迫られるかもしれない。
2 フランシスコ・リンドア(インディアンス)
21年終了後にFAなので、リンドアに関しては来季終了後に本格化するものと思われる。インディアンズはコリー・クルーバー投手のクラブオプション1750万ドルをどうするのか?そちらの方が気になる。
3 クリス・ブライアント(カブス)
4 カイル・シュワーバー(カブス)
カブスの球団副社長でゼネラルマネージャー (GM)のジェド・ホイヤーは、チームにとってコアなブライアントが直近2シーズンでポテンシャルに応えていないことに対するフラストレーションをコメントしている。
ブライアントはFAまであと2年残っているが、スコットボラスのクライアントとして、FA市場で自分の価値を確かめたい意向もある。
カイル・シュワーバーもブライアントと同じ年俸調停2年目で、FAまで2年ある。ブライアントは今季1290万ドル。シュワーバーは339万ドル。
5 ノア・シンダーガード
チームコントロールは残り2年間。トレードするれば大きな価値を持つのがシンダガードだろう。
ただ、防御率や奪三振率が低下しているのが気になるところ。年俸調停2年目の今季は600万ドルだが、来季は少なく見積もっても倍近くが予想される。それでも格安感があるので、今オフから来年夏のトレード期限まで話題なりそうな選手だ。
6 チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)
ブラックモンは、打率.319、27本塁打で、まだ生産的で価値のある選手だが、ロッキーズではアレナドの次に高額な給与で再建モードのチームのペイロールを圧迫している。
今後2年間で4300万ドルを保証し、2022年と'23年のプレイヤーオプションでさらに年3100万ドルを獲得することは、今日の市場では不可能な額で、30年代半ばの外野手の移動は、彼が好調なシーズンを過ごした今季がベストなタイミングかもしれない。
その他のトレード候補
そのほか、ヤンキースのクリント・フレイジャー外野手、マリナーズのミッチ・ハニガー外野手、ロイヤルズのウィット・メリフィールド内野手、ダイヤモンドバックスのロビー・レイ投手、タイガースのマシュー・ボイド投手、アスレチックスのブレイク・トライネン投手、パイレーツの救援左腕フェリペ・バスケス投手、メッツのケン・ジャイルズ、パドレスのカービー・イエーツといったクローザーたちの名前も挙がっている。
◇記事参考