昨シーズンから続く不名誉な無安打記録を更新していたオリオールズの悩める大砲に待望の今季初安打がでた。
オリオールズのクリス・デービスが敵地ボストンでのレッドソックス戦に「6番ファースト」で出場。第1打席に相手の先発投手リック・ポーセロからライト前に2点タイムリーを放った。
🍻 Cheers, #Baltimore!
— Baltimore Orioles (@Orioles) 2019年4月13日
Chris Davis knocks a 2-run single in the 1st. 💪 pic.twitter.com/E9emfDa6B5
デービスはこの日、2塁打2本を含む3安打、4打点の猛打賞だった。
13年には53本塁打、138打点で本塁打と打点の2冠王、15年にも47本塁打で本塁打のタイトルを獲得しているが、本塁打王になった翌年は不振になるというジンクス通りの結果で16年は最終打率.221、216三振を喫した。
その後、17年は故障で1ヶ月ほど戦列を離れ、打率.215、26本塁打。昨シーズンも規定打席以上でメジャー史上最低年間打率.168という不名誉な記録でシーズンを終えた。
今シーズンは、バウンスバックが期待されているデービスだが、開幕から不発が続きメジャー記録となる62打席、54打数無安打だった。
この日はオリオールズが9対5で勝利。チームの3連敗を止めたのはデービスの3安打が貢献したことは言うまでもない。
ただ、デービスは7年契約1億6100万ドル(約180億円)契約の4年目で3安打ぐらいで球団もファンも喜んでいる場合ではないかもしれない。
Chris Davis didn't get a hit for 210 days.
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) 2019年4月13日
Today, he got 3 H and 4 RBI. pic.twitter.com/RFS1moIgwH