MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

オリオールズのマンシーニが新人本塁打タイ記録、デビュー12試合7本塁打

オリオールズの新人トレイ・マンシーニ(1B/OF)がセンセーショナルなデビューを飾っている。

 

この日は「7番ファースト」で出場。6回と8回にアーチを架けた。ここまで7試合で、打率.364(22-8)、 4本塁打OBP.417、OPS1.371。昨年は5試合で打率.357(14-5)、3本塁打。昨年からの通算でデビュー12試合、7本塁打になる。

 

  • 昨季 5試合 打率.357(14-5) 3本塁打 OPS1.471
  • 今季 7試合 打率.364(22-8) 4本塁打 OPS1.371

 

 

25歳のマンシーニは、昨年のマイナー公式戦全日程終了後の9月18日にメジャー昇格。デビューした20日レッドソックス戦では相手先発エドゥアルド・ロドリゲスからオリオールズ球団史上3人目となるメジャー初打席初本塁打を放った。

 

マンシーニ

 

今季のチーム内プロスペクトランキングでは、ベースボールアメリカ(BA)で5位。ベースボールプロスペクタス(BP)で4位の有望株。

 

オリオールズは、ファーストにクリス・デービスという主砲がいるが、デービスをDHにして、マンシーニを起用。昨年、MLB最多の47本塁打を放って本塁打王に輝いたマーク・トランボを本来のDHからライトに起用している。

 

マンシーニの活躍で、今季もオリオールズは、チーム打率は10位だが、本塁打数では4位(30チーム中)につけている。

 

なお、これまでの記録はディノ・レステリ(パイレーツ)とトレバー・ストーリー(ロッキーズ)が記録しているが、レステリは1951年の日米親善野球で来日した外野手。ストーリーは昨年旋風を巻き起こした。

 

しかし、こんな記録を引っ張り出してくるところがメジャーリーグらしくて面白い。