MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

ドイツ出身のマックス・ケプラー(ツインズ)が5年3500万ドルで契約延長

 

 ドイツ・ベルリン出身のメジャーリーガー、ツインズのマックス・ケプラー外野手が契約延長にサインした。契約内容は5年3500万ドルで6年目の24年はクラブオプション1000万ドル(バイアウト100万ドル)。

 

MLB契約情報

 

 先日の2月10日に26歳になったケプラー。「スーパー2」の制度により今オフが年俸調停1年目だが、契約内容は5年総額3500万ドルで6年目の2024年はクラブオプション1000万ドル(バイアウト100万ドル)。調停3年分とFA期間の2年分の契約だ。

 

 この契約によりツインズは年平均700万ドルで、選手として旬とも言えるケプラーの5年間をコントロールできる。

 

 

 

 

 父がポーランド系、母がアメリカ人でベルリンのインタースクールで野球を覚えたというケプラー。2012年9月に開催されたWBCのドイツ代表にも選出されている。

 

 

 2009年7月に海外FAでツインズに入団。15年9月にメジャーデビュー。16年8月にはインディアンス戦で1試合3本塁打をマーク。外野のレギュラーに定着した。18年は、打率.224、20本塁打、58打点、出塁率.319、長打率.408、OPS.727、fWAR2.6。

 

 

 アベレージはキャリア通算で.233と低いが、長打力が持ち味の選手で、昨年はチーム本塁打数がMLB全体で22位だった打線で、チーム2番目の20本塁打(通算56本)をマークしている。

 

 

 ライトの守備では定評があり、昨年は800イニング以上出場した選手の中でレッドソックスのムーキー・ベッツに次ぐ守備防御点+3.9、UZR+8.5をマークしている。

 

 

 なお、ツインズは同じく若手のドミニカ出身25歳のホルヘ・ポランコ遊撃手とも5年2575万ドルで契約延長に合意している。