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【MLB移籍情報】レッドソックスが補強ポイントの三塁手と先発右腕獲得

 

メジャーリーグ移籍情報

 

レッドソックスが動いた!

 

ヤンキースレッドソックスの久々と言える名門球団の首位攻防戦が続くアメリカンリーグの東部地区。

 

その東部地区でメジャーきってのトレーダー、レッドソックスのデーブ・ドンブロウスキー球団社長が7月末のトレード期限を前に早々とトレード工作を始めている。

 

今季は夏のトレード市場が早めに動き出すのではないかという観測だったが、メジャーリーグ公式サイト『MLB.com』によると、現地23日、前ロサンゼルス・エンゼルスの右腕ダグ・フィスター投手と前カージナルスのジョニー・ペラルタ内野手の両ベテランを獲得した。

 

フィスターは先発ローテーション入りして25日に古巣のエンゼルス相手に登板予定。

 

33歳のフィスターは2011年から2016年までの6年間に5度の2ケタ勝利をマーク。昨季はアストロズで12勝13敗、防御率4.64という成績を挙げたが、エンゼルス入りした今季はメジャーでの登板機会がなかった。

 

35歳のペラルタは両リーグ合わせて3度のオールスター選出を誇る選手だが、今季は21試合の出場にとどまり、打率.204で本塁打と打点はゼロ。今月13日にカージナルスから放出されていた。

 

マイナー契約で当面は3Aポータケットで調整して、好調なら8月から9月の正念場にコールアップする見込みではないだろうか。というのもレッドソックスは、パブロ・サンドバル三塁手ジャイアンツ時代のパフォーマンスを発揮できず完全に不良債権化している。

 

どこまで戦力になるかは未知数だが、最大の補強ポイントである三塁の穴埋めを期待されているようだ。