ニューヨーク・メッツの先発右腕ジェイコブ・デグロム投手が右ひじの手術を受け、今季絶望となることが分かった。
デグロムが右ひじを手術
メジャーリーグ公式サイト「MLB.com」によれば、メッツは当初、17日に行われたミネソタ・ツインズ戦までにデグロムが回復すると見ていた。しかし、同投手が練習中に痛みを訴え、右ひじの尺骨神経損傷との診断を受けたことで事態が急変した。
デグロムは、今季24試合に先発登板して7勝8敗、防御率3.04という成績。ただし、ラスト3試合は0勝3敗、防御率9.82と球威がなくなっていた。
.@JdeGrom19 underwent successful surgery today at the Hospital for Special Surgery to reposition the ulnar nerve in his right elbow. #Mets pic.twitter.com/AKBwBPAmu1
— New York Mets (@Mets) 2016年9月21日
メッツは穴埋めを、早ければ23日にも戦列復帰する左腕スティーブン・マッツ投手に期待している。
先発左腕スティーブン・マッツは21日、本拠地シティ・フィールドでブルペン練習を実施。1か月ほど実戦から遠ざかっていたことから復帰戦では50~60球程度の球数制限を設ける方針だ。
25歳のマッツは今季、22試合の先発で9勝8敗、防御率3.40をマーク。しかし、8月14日の登板後に左肩の違和感を訴え、15日間のDLに登録されている。
これにより順調に行けばメッツの先発ローテーションは、ノア・シンダーガード、マッツ、バートロ・コローンに、セス・ルーゴとロバート・グセルマンのどちらかが続くという形となりそうだ。