カブスは現地29日、マイナー契約を結んでスプリングトレーニングにノン・ロースターインバイティ(枠外選手)として参加していたハッスルプレイヤー川﨑宗則内野手をリリースした。
カブスの地元紙シカゴトリビューンの記事によれば、チームは川﨑の他、ビクトリーノ外野手、パーラー投手もリリース。契約内容を見直した上で再契約を模索しているという。
Kawasaki, Parra and Victorino released
— Mark Gonzales (@MDGonzales) 2016年3月29日
Cubs trying to re-sign all three players
— Mark Gonzales (@MDGonzales) 2016年3月29日
25人枠の中で内外野を守れる23歳のユーティリティー、ハビアー バエズが左手親指の捻挫の影響で、川﨑に40人枠登録の可能性が浮上。
ESPNも「バエズがDL(故障者リスト)で開幕を迎える可能性あり」と報じていていたが、メジャー特有の複雑な契約の壁が、今季も川﨑の前に立ちはだかった。
11年オフに福岡ソフトバンクからフリーエージェント(FA)となり、シアトル・マリナーズとマイナー契約を結んで渡米、5年連続でマイナー契約からメジャー昇格を目指している川崎。
しかし、開幕マイナーでも毎年のようにメジャーにコールアップされてきた。
今オープン戦も19試合に出場し、打率・375、出塁率・468をマークして指揮官にインパクトを与えたのは間違いない。カブスの内野手に故障者が出た場合にリグレーフィールドに立つチャンスはある筈だ。