メジャーリーグ公式サイト『MLB.com』など複数のメディアによればトロント・ブルージェイズの川﨑宗則内野手が、アクティブロースターへコールアップされるという朗報が舞い込んできました。
『SportsNet』のバリー・デービス記者によると、セカンドやショート、外野までこなすユーティリティーのスティーブ・トールソンが15日間の故障者リスト(DL)に入ることが決まり、代わって川﨑がメジャーに昇格するということです。
As @SNBarryDavis mentioned, Steve Tolleson hitting DL and this guy retuning to #BlueJays ... pic.twitter.com/NYZo0UEDD5
— Shi Davidi (@ShiDavidi) 2015, 5月 31
トールソンは、足の付け根の部分である鼠径部(そけいぶ)の負傷により現地時間26日の試合から出場なしに終わっており、近くMRI検査を受けるとのこと。
この部分の故障は、複雑な動きが要求されるセカンド、ショートの選手にとっては致命的で、パフォーマンスが極端に低下します。トールソンは、今シーズンは19試合の出場で打率.268、本塁打は0で打点が3つという成績でした。
手続き上の関係で正式発表が遅れておるだけで、川崎選手の再昇格はもちろん間違いないはずです。今回もDL入りから復帰を目指すトラビス選手がリハビリで3Aに回っていますが、右肩の張りで未だに出場できない状況です。今回はもう少し長く出場の場がもらえると思われます。チャンスです!
— 菊地 慶剛(靖) (@joshkikuchi) 2015, 5月 31
スプリングトレーニングで川﨑とロースター争いし、マイナー契約からロースターに入ったデボン・トラビスも右肩の故障。
現在、チームのセカンドを任されているのはメジャー3年目のライアン・ゴインズ。若手の有望株ですが、打率.243、1本塁打、11打点。出塁率も.290と期待された数字ではなく、川﨑に期待がかかります。
川﨑は、昨年も再昇格して以降、レギュラーとしてセカンドの選手としては最多出場している。