レッドソックスのクローザーとして首脳陣の信頼も厚い上原浩治投手ですが、ファレル監督が、開幕戦に間に合わない見通しを明らかにしました。
MLB2015 Opening Day
上原は、17日のブレーブス戦前に左太もも裏に張りを覚え、登板を回避。その後も調整を続け、日本時間4月7日の開幕戦フィリーズ戦に間に合うかどうかが注目されていました。
上原自身のブログでも
「1日でも早く復帰したい。でも焦ってはいけない。そんな気持ちで毎日を過ごしてるけど、やっぱり面白くないよなぁ(^^;;
今日ブルペンで投げたけど、怖さがあるし全然ダメやな。時間が治療法かな。出来ることをコツコツやっていくしかないか…」と複雑な胸中を語っています。
ファレル監督が、上原投手が開幕戦に間に合わない見通しを明らかにしました。残念ですが、開幕に間に合わせることだけが野球選手の仕事ではありません。シーズンを通してチームの助けになる働きをすることが最も重要な仕事です。その準備をできないまま無理をするのは逆に迷惑をかけてしまいます。
— 菊地 慶剛(靖) (@joshkikuchi) 2015, 3月 29
現地で上原を取材する菊地記者のツイッターですが、レッドソックスファンの筆者としては悲しい限りです。
上原以外では、川崎宗則の開幕ロースターが気になります。開幕25人枠に入るには、ご存知のように40人枠に登録されている事が最低条件です。「メジャーリーグの厳しい春」という記事で紹介しましたが、川崎はマイナー契約(インバイティー)というカテゴリーの選手で、40人枠の外にいます。
毎年70人を超える選手でスプリングトレーニングが始まり、1ヶ月で25人に絞られるという厳しい世界。インバイティーからは、1人も残れないという現実もあり、昨年も和田、松坂、そして川崎が招待されたものの開幕はマイナーで迎えました。
もし、3年目で川崎が開幕ロースターに入れば画期的なことだと思います。ギボンズ監督は、現地31日に発表するということですが、上原がダメでも川崎が開幕ロースターを勝ち取って欲しい。このことは、また別の記事で紹介します。