7月の月間各賞の受賞者が発表され、月間最優秀選手はア・リーグが大谷翔平(エンゼルス)、ナ・リーグはジョーイ・ボットー(レッズ)が受賞した。
大谷翔平NEWS
大谷翔平は2ヵ月連続の受賞
大谷は球団史上初の2ヶ月連続受賞。打者で23試合に出場し、打率.282、本塁打9、打点19、盗塁4、OPS1.067。球団史上5人目となる「シーズン35本塁打&15盗塁」を達成するインパクトある活躍が評価された。
投手としては3試合に先発して2勝0敗、奪三振17、防御率1.35。WHIPも0.70で登板した3試合すべてがクオリティスタートまたは、それ以上という安定感ある内容だった。
大谷翔平の次の先発登板は水曜日のレンジャーズ戦。木曜日はディラン・バンディ。
— ジェフ・フレッチャー(エンゼルス番記者) (@ShoTimeTalk) August 3, 2021
ナ・リーグ(NL)はボットーが受賞
2ヵ月連続の受賞は、2012年8~9月に連続受賞したチェイス・ヘッドリー(パドレス)以来9年ぶりらしい。
ボットーは26試合に出場して打率.319、11本塁打、25打点、OPS1.174。
ボット―は4月にレッズの球団史上3人目となる通算300本塁打に到達。現地時間7月24~30日にメジャー史上8人目となる7試合連続本塁打を記録。この連続本塁打記録が受賞の決め手となった。
その他の7月の月間賞は?
▼月間最優秀投手
AL ジェイムソン・タイオン(ヤンキース)
NL ウォーカー・ビューラー(ドジャース)
▼月間最優秀新人
AL エリック・ハース(タイガース)
NL ジョナサン・インディア(レッズ)
▼月間最優秀救援投手
AL ライセル・イグレシアス(エンゼルス)
NL ジェイク・マギー(ジャイアンツ)
月間最優秀新人賞のタイオンとビューラーは共に初受賞。
救援投手賞のイグレシアスは13試合に登板して14イニングを投げ3勝1敗71敗7セーブ、防御率1.93、19奪三振を記録。
イグレシアスはイニングをまたいで投げる4アウト以上のセーブを2017年以降に35度記録。これはメジャー最多の数字。月間最優秀救援投手を受賞するのは自身初。エンゼルスでは昨年9月のマイク・マイヤーズ以来となった。