パドレスがマックス・シャーザーを買収する契約に近づいている と、ジ・アスレチックのケン・ローゼンタールはSNSで報告している。
フラッグディール・トレード情報
フラッグディール・トレードの期限が近付いているが、かねてより噂があったナショナルズの剛腕マックス・シャーザーの移籍が現実味を帯びてきた。
BREAKING: Padres close to acquiring Max Scherzer, sources tell @TheAthletic.
— Ken Rosenthal (@Ken_Rosenthal) July 29, 2021
まだ移籍交渉の内容は明らかになっておらず球団からの正式発表はない。
火曜日に37歳になったマックス・シャーザーは今季、19試合に登板して8勝4敗、111イニングで防御率が2.76、WHIP0.89、奪三振147、奪三振率11.92、与四球28、与四球率2.27というハイレベルな成績を残している。
シャーザーには「10-5ルール」といういわゆるノートレード条項の権利を有しているので、MLBネットワークのジョン・モロシは、契約はまだ完了していないと警告している。
Padres are surely very interested and aggressive in their pursuit of top trade target Max Scherzer, but source insists there are “multiple teams” still with a chance. Those teams are believed to include the Dodgers, and perhaps the Giants, Red Sox and another team.
— Jon Heyman (@JonHeyman) July 29, 2021
さらに、情報筋による追加情報では、まだ「複数のチーム」にチャンスがあると主張。これらのチームには、ドジャース、そしておそらくジャイアンツ、レッドソックス、その他のチームが含まれると考えられる。
シャーザーの移籍は大きなインパクトを与えるだけに今後の成り行きに注目だ。
※「10-5ルール」とは?
ざっくり解説すると「メジャーリーグに10年以上在籍し、なおかつ現在所属している球団に5年以上在籍している」選手が取得できるトレード拒否権。
一切のトレードにつき選手本人の同意を必要とするものや特定の球団へのトレードは無条件で受け入れるが、それ以外の球団へのトレードは選手本人の同意を必要とするものなど、ノートレード条項は2つに大別される。