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大谷翔平はMLB29位のエンゼルス先発陣の救世主に成れるか!6日先発登板

前回の記事でも紹介したが、現地5月4日(日本時間6日)、エンゼルスのジョー・マドン監督は大谷翔平が同6日のレイズ戦に先発することを発表した。

先発投手陣崩壊のエンゼルス

打撃部門では、春先からの好調を維持している大谷翔平。チームも打撃部門では、打率でリーグ3位、本塁打数で同1位。

ただ、酷いのは投手部門だ。チーム防御率で先発投手がMLB30球団中29位(ブルペンは17位)。

二刀流の存在感はむしろ投手力への貢献だ

だから大谷にお願いしたいのは、先発ローテへの貢献だろう。大谷は4日(同5日)に先発予定だったが、前節のマリナーズ戦で右肘に死球を受けたため、先発を回避していた。

マドン監督は「彼は昨日、状態がよかった。今日もう少し投げさせてみて、もう一度状態を確認しようと思っていた。彼は明日の試合で投げることを本当に楽しみにしている。これまでと同様に、彼の状態を確認してから決めるつもりだった。彼は明日の登板に向けて本当にいい状態だよ」と明日の先発登板を明言した。

先発投手が試合を作れないエンゼルス投手陣を救うことができるか注目だ。3連敗中のチームの連敗ストッパーに成れるか、エンゼルスの先発投手陣にいい流れを引き寄せてほしい。

大谷は今季3試合に先発して13.2イニングを投げ、1勝0敗、防御率3.29を記録。ただ、指先のマメがつぶれたこともあって細かい制球には難がある。なんとか100マイルを超えるスピードと威力抜群のスプリッターで三振を奪ってピンチを切り抜けているのが現状だ。

野球経験者ならだれでも実感していると思うが、投手というのは野球で最も難しいポジションだ。打者では一流のパフォーマンスを発揮している大谷だが、メジャーの舞台でその難しいポジションを簡単には完成させることは、大谷といえども時間がかかる。

ハードルを低くして何とか先制点を与えることなく試合を作ってほしい。

本来ならGMが核になる投手を補強しておくのが筋だが、ここでも何度か書いているが、前GM などは中古車センターのようなコレクションを先発ローテで作っていた。

ただ、ここで大谷がコンスタントに登板して結果を出せばリーグ最低の先発投手陣の救世主になる。

▽Information source

http://www.mlb.jp/category/news/#41385

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