MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

【MLB移籍情報】リンドーア遊撃手がメッツへ移籍 6人が絡む大型トレードが成立

 

MLBトレード情報

 

 

メッツとインディアンスのトレードが成立

 

ニューヨーク・メッツクリーブランド・インディアンスの6人の選手が異動する大型トレードが成立した。

 

このトレードでは、インディアンスのスター遊撃手フランシスコ・リンドーアと先発右腕カルロス・カラスコ投手がメッツへ移籍。

 

 

一方、インディアンスへはアンドレス・ヒメネスアーメッド・ロザリオの両内野手イサイアー・グリーン外野手、ジョシュ・ウォルフ投手が移籍する。

 

 

 

リンドーアの獲得はインパクト大

 

インディアンスのショートストップフランシスコ・リンドーアに関しては、21年シーズン終了後にフリーエージェントになることから毎年、オフになると移籍報道で話題になっていた。

 

今オフも「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲールなどが、開幕時には別のチームのユニフォームを着ていると予想。

 

 

スモール・バジェット(低予算)のインディアンスが、この若きスーパースターを引き留めることは困難で、引き受け先を模索していた。

 

 

リンドーアの魅力は?

 

リンドーアは、17年から19年まで3年連続30本塁打達成。26歳の若さで既にオールスターゲームに4度、GG賞にも2度選出されたインディアンスが誇る人気選手。

 

今季は60試合にフル出場、打率.258、6本塁打OPS.750だったが、通算ではメジャーキャリア6年間で打率.285、138本塁打、99盗塁、出塁率.346、長打率.488、OPS.833、rWAR28.4、OPS+117という遊撃手としてはハイアベレージを残している。

 

インディアンスも「想い出をありがとう」というメッセージをツイートしている。

 

 

若さとスピードを兼ね備えた打てるミドルインフィルダーというのが最大の魅力だが、彼の移籍先を予想する記事がMLB TradeRumors」でも掲載され、それによるとヤンキース、メッツ、エンゼルスなど10を超える球団が彼に関心を示していた。

 

 

メッツは24歳と22歳の遊撃手を差し出した

 

メッツが、そのスーパースターを獲得するために差し出した交換要員が凄い。

 

球団の所有者がウィルポンからスティーブ・コーエンに代わったメッツは、積極的なオフシーズンを新オーナー自らが公言。人気選手リンドーアの獲得は新しいチームの話題になることは間違いない。

 

ただ、チームには24歳のアーメッド・ロザリオと22歳のアンドレス・ヒメネスがいるために可能性は薄いと考えられたが、リンドーアとベテラン先発右腕カルロス・カラスコ投手とのトレードに2人の若手遊撃手を差し出した。