新型コロナウイルスのパンデミックや労使交渉のもつれから60試合という異例の短縮シーズンに終わっ2020年のメジャーリーグ。
MLB移籍情報
無観客試合による大幅な減収減益により、オフシーズンの契約交渉もスローな展開が続いている。
今オフに契約先が決まったFA投手たち 《先発投手編》
そんな今オフのフリーエージェント(FA)選手たちの契約先を先発投手を中心にまとめてみた。
氏名(年齢)契約先 契約内容他
マーカス・ストローマン(30)メッツに残留 1年1890万ドル
ケビン・ゴーズマン(29)ジャイアンツに残留 1年1890万ドル
ロビー・レイ(29)ブルージェイズ 1年800万ドル
クリス・フレクセン(26)マリナーズ 2年475万ドル
ドリュー・スマイリー(32)ブレーブス 1年1100万ドル
マイク・マイナー(33)ロイヤルズ 2年1800万ドル
マイケル・ワカ(29)レイズ 1年300万ドル
ホゼ・ウレーニャ(29) 1年325万ドル
アンソニー・デスクラファニー(31) 1年600万ドル
クリス・フレクセンは26歳右腕。20年はKBO斗山ベアーズで21試合に先発出場し8勝4敗、防御率3.01、FIP2.74だった。メジャーではメッツで27試合(先発11試合)で3勝11敗。
ストローマンとゴーズマンはクオリファイングオファーを受託した。結果的には正解だったかもしれない。
先発とリリーフ兼任
ジュシュ・トムリン(36)ブレーブス 1年125万ドル
ケンドール・グレーブマン(30)マリナーズ 1年125万ドル
マット・アンドリース(31)レッドソックス 1年210万ドル
FA市場はオファーを待つ選手達であふれている。
FA市場に残っている先発投手は?
FA市場には20年サイ・ヤング賞のトレバー・バウアーやヤンキースからFAの田中将大。リック・ポーセロ、ジェームズ・パクストン。ベテランでは、ジョン・レスター、J.A.ハップ、タイラー・アンダーソンなどの左腕投手とアダム・ウェインライトらが残っている。
これだけ決まっていない状況ではポスティング制度を利用してメジャー移籍を目指す菅野智之の契約が決まらないのも仕方ないかもしれない。